【映画レヴュー】ラ・ラ・ランド(2017年)7つの感想。※ネタバレ有り

どうも~さっさんでぇす(‘◇’)ゞ

 

先日見た、レ・ミゼラブルでミュージカルに

慣れたところで、ララランドを見てまいりました(‘ω’)ノ

個人的には、この監督の2015年に日本で公開された、

”セッション”を見て完全にぶちのめされたので、

今回の作品”ラ・ラ・ランド”には、あまり期待していなかった。。

 

のですが、ぶっ飛ばされました(*´з`)

昨日、3月1日映画の安い日に行って見てきたのですが、

一日経っても、心の感傷が取れておらず、

センチメンタルな一日を送っております。。。笑

 

このセンチメンタルな気持を何に例えようか。

今日、突然ドラえもんが居なくなったのび太。

500日のサマーを見た後。

なんか、そんな感じです。例えが微妙ですねぇ、、、笑

 

まぁ、この気持ちに似た感覚を曲で表現されている、

ノラジョーンズをひたすらに聞いている状態です。

※歌詞わからんけど、曲の雰囲気がそんな感じ。

 

 

ララランドとは

 

公開:アメリカ:2016年12月2日

日本:2017年2月24日

監督・脚本:デミアン・チャゼル

出演者

セバスチャン・ワイルダー:ライアン・ゴズリング

ミア・ドーラン:エマ・ストーン

 

ララランドあらすじ

女優としての大成を目指し日々オーディションを

受け続け、落ち続けていたミア。

そんなミアが売れない女優友達と気が乗らないまでも

行ったパーティーの帰り道、

ふと立ち寄ったBARにて演奏されていたピアノ楽曲に

感銘を受け、演奏者であるセバスチャンワイルダーと出会う。

その後、紆余曲折を経て二人は恋に落ちる。

夢追い人である二人が、夢と現実と恋の間で、

葛藤しながらも、邁進するお話。

 

ララランドの感想※ネタバレ有り

ララランドを見て、僕の持った感想を、

項目ごとに挙げていきたいと思います。

①ノーカットカメラワークの演出がくそヤバい!!

②監督のジャズ愛がヤバい!!

③音の緩急の付け方もヤバい!!

④一曲一曲がヤバい!!

⑤モノトリアムな恋の表現がヤバい!!

⑥サンプリングスキルの高さがヤバい!!

⑦最後のセバスチャンワイルダーの回想が切な過ぎる!!!

 

では、一つ一つ語りたいと思います。

①ノーカットカメラワークの演出がくそヤバい!!

これは、日本での公開前から言われていた事ですが、

実際に見てみて、本当に凄いと感じました。

冒頭主人公が渋滞中の高速道路にて、

周囲の車全てを巻き込んで歌い踊るシーンですが、

最初は、不自然やな、って思いましたが、

すぐに取り込まれまして(*´з`)笑

オープニング時点で完全に持っていかれました。

オープニング終わりで、拍手しそうになりましたもん。(*´з`)

 

カメラマンがおそらくハンディでカメラを持って、

様々な人のパフォーマンスを追って行く。

歌、ダンス、パーカッション、スケボー、自転車など

いろんなパフォーマーが一瞬一瞬で変わる変わる演出されていて、

情報量の多さに頭が混乱しながらも、

ララランドという映画の世界に一気に引き込まれた感じでした。

その他も歌のシーンはノーカットの物が多く、

どうやって撮っているの??て思う映像でした(*´з`)笑

ちなみに、Twitterのララランドハッシュタグで、

メーキングが上がっていて、とても面白かったです!!

 

②監督のジャズ愛がヤバい!!

これは、”セッション”にも共通するところなのですが、

監督は、もちろんいい映画を作るという思いで作られているし、

いい映画と感じるのですが、

その前に、ジャズという音楽文化のクールさを

多くの人に伝えたいという思いがすごいと感じました。

今回のララランドでも主役のセバスチャンワイルダーも

ジャズピアニストですし。

セバスチャンワイルダーが、劇中でミラに

熱くジャズの良さを語るシーンがあるのですが、

そのシーンは完全に監督が観客に向けた物であり、

その熱量に感動しました(^^♪

 

③音の緩急の付け方もヤバい!!

監督が音楽全体もとても好きであるという事が、

分かった上での発見なのですが、

劇中の音に対するこだわり、演出にも

凄いものがありました!!ホント、体がビクッっとなるくらい、

静かなシーンから突発的に大音量演出を出すとか、

大音量演出を続けた後に、小音量演出をするとか、

音の緩急を使った演出もまた良かったです。

 

④一曲一曲がヤバい!!

映画を見て一曲一曲を聞いてください。

未来の希望に溢れた明るい曲。

自分がこの夢を選んだ気持ちを歌う曲。

未来への不安にまみれた曲。

恋人と2人で居る楽しい時間を現した曲。

それぞれが、とてもヤバいです!!!

そして、ライブハウスでのジャズライブの曲。

ほんと、一回一回演奏が終わるごとに拍手しそうでした。。。笑

 

⑤モノトリアムな恋の表現がヤバい!!

モノトリアムとは、精神的に大人になる事を先延ばしに

している、大人を表す言葉です。

この主人公2人は、夢追い人で二人ともが、

実際のところ現実が見えていない中におりましたが、

恋を続けながら、結婚という現実を考え始めた時に

自分の中の夢のあり方という現実にぶち当たります。

一人は、夢を違う形にして自分に折り合いをつけようとし、

一人は、夢をまっすぐに追うがあまり、どん底の挫折を味わいます。

しかし、そんな挫折した者の背中を前者が押すシーンは、

本当に感動的な物でした。

しかしながら、最高の恋人と最高の伴侶は違うのだと

この映画からも強烈なまでに表現されています。

まぁ、最高の恋人は最高の伴侶という場合もあるので、

一概には言えませんが、、、笑

 

⑥サンプリングスキルの高さがヤバい!!

ララランドの映画の中で過去の名作よりサンプリング

された演出が数々ある様です。

まとめられた動画を見たのですが、

面白かったです(^^♪

”ララランド 元ネタ”で検索すると見つかります(‘ω’)ノ

元ネタとなった作品は、以下の通りある様です。

・カサブランカ(1942年アメリカ)

・サンセット大通り(1950年アメリカ)

・巴里のアメリカ人(1951年アメリカ)

・雨に唄えば(1952年アメリカ)

・バンドワゴン(1953年アメリカ)

・理由なき反抗(1955年アメリカ)

・シェルブールの雨傘(1964年フランス)

・東京流れ者(1966年日本)

・ロシュフォールの恋人たち(1967年フランス)

・ニューヨーク・ニューヨーク(1977年アメリカ)

 

・ワン・フロム・ザ・ハート(1982年アメリカ)

・マルホランド・ドライブ(2001年アメリカ)

 

・東京流れ者(1966年日本)

ララランドきっかけで13本もの映画が見られるとは!!??笑

ゆっくり見てみようかな。笑

 

⑦最後のセバスチャンワイルダーの回想が切な過ぎる!!!

物語の最終的に、ミアとセバスチャンとで

夢を見ていた、ジャズバーがオープン。

でも実は二人は既に分かれており、

ミアにはすでに夫もいる状態で偶然にも

そのジャズバーに立ち寄る。

店に来た、ミアを見たセバスチャンは、

出会いのきっかけとなった曲を

ピアノで演奏し始めるのですが、

演奏しながらセバスチャンがミアと

結婚する未来を思い描く回想シーンは、

見ているこちら側も、それが現実であってほしいと

願ってしまう内容で、泣きそうでした( ;∀;)笑

しかしまぁ、別れのきっかけを描いておらず、

そこは、見る人にゆだねられているので、

上手いなぁと思いました。

大抵の人は好きだった恋人と別れる経験をしている

と思います。

その経験をうまく映画にだぶらせている。

そして、誰しもがセバスチャンの描く回想の様な

妄想を描いた事があると思います。

そこをここまで表現されていて、

本当に心を揺さぶられる思いでした。笑

 

最後に

この映画を見て思った事というのは、

様々な映画があり、そのジャンルも様々。

本当に多岐にわたります。

その映画の中で理解できる内容の物、

感銘を受ける内容の物、

逆に理解できない内容の物様々だと思います。

 

その理解、感銘を受ける内容というのは、

自分のこれまでの人生で培ってきた、

経験によって、決まると思います。

おそらく、中学生くらいでこの映画を見ても、

本当の意味での理解は難しいと思います。

あぁ大人ってこんな事あるのねくらい?

でも、人生経験により映画に感動できるようになる

というのは、とても素晴らしい事だと思いました。

 

本を読むだけじゃダメ、映画見るだけじゃダメ、

人の話を聞くだけじゃダメ、テレビ見るだけじゃダメ。

どんなことも自分で経験することが大切だと思いました。

 

ご拝読ありがとうございました。

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