【HIPHOP】プロフェッショナルエンターテイナー!!YOU THE ROCK★

どうも~さっさんです(^^♪

 

今日は、急に寒い日です!!

昨日とは最高気温の差は8度ほどある様子です。

しかも外には、雪がちらついております。。。

おぉ寒い(*´з`)笑

暖かくして、風邪には気を付けてください(‘◇’)ゞ

 

本日は、HIPHOPの記事を、

YOU THE ROCK★について綴って行きたいと思います。

 

YOU THE ROCK★とは

YOU THE ROCK★ a.k.a ユウちゃん DA 兄貴

真っ赤な目をしたフクロウ,YTR

 

1人のラッパーである。

雷のメンバーの一人。

 

復歴

1986年

15歳の中学卒業後、HIPHOPをする為に

長野から上京。

ブレイクDJを目指し”TINNIE PANX”の加納基成さんに

弟子入りして活動を始める。

1990年

渋谷のクラブ”DJ BAR INKSTICK”にてDJ BEN(BEN THE ACE)と

出会いMCとしての活動を開始。

1992年

YOU THE ROCK&DJ BENとしてRhythmより”NEVER DIE”をリリース。

YOU THE ROCK&DJ BENとして日本コロンビアより”TIGHT BUT FAT”をリリース。

西麻布のCULB ZOAにて”ブラックマンデー”を開催。

1995年

TOKYOFMにて”HIPHOP NIGHT FLIGHT”パーソナリティとして開始。

※漫画家の中尊寺つゆこさんの紹介でTOKYOFMの森田太さんとの出会いを

経て、開始。

1996年

さんぴんCAMPに出演。

cutting edgeより、1stアルバム”THE SOUNDTRACK ’96”をリリース。

 

1998年

プレジデントBPM(近田春夫)さんの”Hoo!Ei!Ho!”をカバーし、

cutting edgeより、1stシングル”ROCK THE POINT”をリリース。

cutting edgeより、2ndアルバム”THE★GRAFFITI ROCK ’98”をリリース。

 

1999年

cutting edgeより、2ndシングル”THE PROFESSIONAL ENTERTAINER (the ruler’s back)”をリリース。

cutting edgeより、3rdアルバム”THE PROFESSIONAL ENTERTAINER”をリリース。

TOKYOFMにてラジオ番組”YOU THE ROCK★のプロフェッショナルエンターテイナー”を開始。

 

2000年

日比谷音楽堂にて「HIP HOP ROYAL 2000」を主催。

 

2002年

キューンミュージックへ移籍。

キューンミュージックより、3rdシングル”Hip Hop Royal”リリース

キューンミュージックより、4thシングル”モンスターロック”リリース

キューンミュージックより、4thアルバム”XTRM”をリリース

 

2003年

cutting edgeより、BESTアルバム”I LOVE YOU THE ROCK-BEST”をリリース。

 

2004年

徳間ジャパンコミュニケーションズへ移籍。

徳間ジャパンコミュニケーションズより、5thシングル”GRAND MASTER FRESH Pt.2

feat. Fantastic Plastic Machine”をリリース。

 

2005年

徳間ジャパンコミュニケーションズより、5thアルバム”NO SELL OUT ’05”をリリース。

徳間ジャパンコミュニケーションズより、6th”UNTOLD STORY”をリリース。

大麻取締法違反(所持)で逮捕。懲役8ヶ月執行猶予3年の判決が下る。

2007年

GATE RECORDSより、6thアルバム”BIG VIP HOP”をリリース。

サイバーエージェント出資のアメーバスタジオのWeb生放送「アメーバ番長」のメインMC担当。

2008年

番組が「RANKING TO GET ILL」に変わりメインMC担当。

2009年

LEGENDARY inc.より、7thアルバム”ザ・ロック”をリリース。

日本初の日本語ラップ学校「Nippon Rap Academy (NRA)」を

2010年4月に開校し、校長兼講師に就任する旨を発表した。

2010年

大麻取締法違反(所持)で再逮捕。懲役8ヶ月が下る。

音楽業界からの引退を表明。

これにより、「Nippon Rap Academy (NRA)」は、中止。

2011年

活動を再開。

 

YOU THE ROCK★と私

YOU THE ROCKさんを初めて認識したのは、

やはり、LAMP EYEの証言ですね!!

オリジナルバージョンにて、

てめー見開いてよく見ろ、決める耳かっぽじって聞けよ!

の後に、

”空にそびえるくろがねの城”って、

マジンガーZからサンプリングするあたりが、

どういう事!?って謎過ぎて最高にかっこよかった!!

それから、高校の同級生の話で、

どうも、FMで深夜ラジオやっているらしいって

はなしで、

月曜日は、YOU THE ROCKのプロフェッショナルエンターテイナー!

火曜日は、ZEEBRAのBEATS TO THE RHYME

をよく聞いておりました。

どちらも深夜1時から2時間あった番組なのですが、

もう、眠くて眠くて、大体途中で寝てましたが、

聞いてました(*´з`)

 

ほんで、いつかの高校の時のクリスマスに、

じぃちゃんに、YOU THE ROCK★の

グラフィティロック98を買ってもらって、

HOO!EI!HO!を聞いてました(^^♪

すんげぇ歌詞だなぁってその時は思っていましたが、

後にカバーであると判明!!笑

けど、グラフィティロックに入っている、

DISC2にBEATMANIAみたいなゲームと、

HOO!EI!HO!のMVが収録されていて、

これも面白かったです!!

MVが監獄の中でYOU THE ROCK★が、

横シマの監獄服きてラップしている

そんな感じが、HIPHOPってサグだな!!

って思いました(^^♪

 

やられたリリック

楽曲は、BACK CITY BLUSE。

こちらもグラフィティロック98に入ってます。

この曲は、サグな感じとは別で、

少しチルアウトな雰囲気の曲。

落ち着いた感じで、YOU THE ROCK★の

上京から売れてからの変化、

人生の捉え方について、語っている。

フックの部分がBACK CITY BACK BACK CITYって感じで、

松田優作の探偵物語のBAD CITYをサンプリングしている。

歌詞の途中でも松田優作が探偵物語で乗っていたバイク、

”ベスパ”が登場する!!

 

バース1

「信じる真実は、自分の勇気だと俺は思っている 俺の少し前の事を話そうか…」
黄色のT-シャツ着て走りまわっていた
喉から血が出るくらい練習してたよ
あの頃はXLのT-シャツすら売ってなかった
マンハッタンは駅の向こう側(アパッチ)
シスコのラップ棚は3箱位だったよな

→YOU THE ROCKはラップコンテストで優勝するために、

かなりの練習をしていた様です。

その頃の日本には、まだ早すぎて、

XLの服が売っていなかったんですね。今は逆に売っていない。。笑

マンハッタンは、マンハッタンレコードというレコード屋さん

シスコは、シスコレコーズというレコード屋さん。

※シスコは、無くなってしまった。

86年にHIPHOPする為に上京って本当に早すぎる!!笑
いちいちスバラシイSuper Lover CeeのIn Peach
あいつが頑張るから俺が今ここにいる
3本の塔が光り君を見送っている
俺のオレは未だにこの街で吠えるが
なせばなるそれぞれの一人旅
坂道あがってカラスの森に大事な奴が解ってる距離
天まで届け SP叩け
1200で擦れ リリックも早く書くぜ
ベスパは光る 白く自由であれ?

事故るぜヤベーBENちゃん(デンジャ!)大好きな牛タン

→Super lover ceeのIn Peachという曲に感銘を受けている。

そして、彼らが頑張っているからYOU THE ROCKも頑張れている。

YOU THE ROCKの中のB-BOYである、YOU THE ROCKが、

東京で吠えている。

どんな事もなせば成る一人旅である。

SP1200というサンプラー使って、曲を作れば、

それに負けじと曲を書くぜ!!

ベスパとは、探偵物語の工藤ちゃん(松田優作)が乗っていたバイク。

そして、DJ BENと出会う。
シャンパン ジャンジャン開けたかったスラムダンク
勝ちたかったチェックユアマイクでオレは相変わらず
楽して儲けるスタイルとは程遠く、NYに届かすくらい
ガナって頑張って歌う 我が親愛なる人達に送る
体育会サークルバリのエールを送る
帰って来たら腹一杯食わす吉牛!
俺らのHIP HOPきっと取り返す
意味が分かんねえんだったらマジでブットバすYO!
WAKE UP TEACHER
俺にとってアンタは一生忘れないきっと
WILL NEVER GUY

→スラムダンクとは、MUROがやっていた”スラムダンクディスコ”

というイベント、でシャンパンジャンジャン開けたかった。

ECD主催のチェックユアマイクで勝てなかった苦い思い出。

地道に頑張って歌うスタイルで、仲間たちにエールを送る。

俺たちのアンダーグラウンドHIPHOPを取り戻す。

HIPHOPの意味が分からないなら、ぶっ飛ばす!!

この俺にとってアンタは一生忘れないっていう

相手は誰なのだろう。。。

 

バース2

裕がROCK THE MIKE まるでSHOWみたい
そんなヤクザLife いつかつかみたい
マジなサティスファイド記憶をたどREC
掘ってもほらぬ穴の貉

→マイク握ってショウケースで稼ぐ、

ギャングスタライフをつかみたい。

サティスファド

(これは、アナーキー(バンド)のノットサティスファド?)
KRS、SCOOT並の絆は
経験してきた本物の厳しさ
俺らが誇れる心の傷だ

→YOU THE ROCKが誇る心の傷は、

ラップゲームで経験した本物の厳しさにより、

KRS-ONEとDJ SCOOT LA ROCKの様な

絆を形成している。
バイクに乗って渋谷まで出る
風を切って道を蹴って走る
Mと書いてある店の前に溜まる
いつもの顔ぶれ 横にいる連れ
レコがめて早く行け!ズラカレ
運ない奴なるブザーファンファーレ
「あそこのレコ屋はもう2度といけねぇわ」
「挨拶もしねえ」「ハハッ」

→バイクに乗って風切って、

Mが頭文字のレコ屋で、レコード万引きして、

あそこには二度と行けないってなる。。。

若いが故の過ちですね。。。。

 

ふざけて笑ってゲーセンで遊ぶ
プリクラで激写
写した顔が思い出となりせわしない街はスグに生まれ変わる
入っては出てきて生まれては消える
人々が使う 生きる方法で動く

→ゲーセンでプリクラ撮ったり、

遊んでいるうちに街の姿はすぐに変わる。

このリリック切ないですね。。。

時の流れを感じます。

 

俺を信じてる人が何人もいるんだ
前向きなポジティブを応援してくれる
マジな熱い気持ちが深く突き刺さる
それを受け止めて俺が熱く返す
住み慣れた町並みは変わり負けたりする
そんな事でどうする 笑える時が来る
カラ回り続く 真夏のキリギリス
ありのままに届く弾く声のPHOTO VOICE

→信じてくれている人の前向きな気持に、

アンサーで熱く突き刺す!!

時代の変化に負けたりする時もあるけど、

笑える時が来ることを信じてやる。

しかし、実際は空回る真夏のキリギリス。

 

人は一つづつたどる道がきっとある
鮭が戻るように力強く進む
何度も海に出てきっと始まりがある
かっ跳ぶ自由に BACK CITY BLUES…

→一歩一歩歩を進める道が人にはあるはず。

鮭が海から川に戻るように力強く進む。

そして、何度も始まり終わりを経験し、

自由にかっ跳ぶBACK CITY BLUES。

 

バース3

「熱い眼差しの、あの日に戻ろうか…」
裕どうした?覚えてるか?
明日を待てずに高ぶる心を
押さえきれずに起こしたあの日の事を
何もかもが変わる今日この頃

→この辺は自分への問いかけですね。

衝動により起こしてきた日々を覚えているか?

最近は何もかもがコロッとひっくり返る。
四方道路の旅路は悪路
自分で選んだ 生きる道には
様々な人の中に色んな色
出合いや出来事その後の事
行き来するまだこの旅は続く長く
急がず焦らず遠回りFREE
誰もが同じ事学ぶように
解ったりかなったり 怒ったり困ったり
吠えたりほっこり 暴れたり懲りたり
泣いたり笑ったり 励まし合ったり
ありのまま 気の向くがあるがまま
生きてく事すらすらこれも難しいね

→自分で選んだ道は四方どの道も悪路。(かっこいい!!)

十人十色が出会って出来事が起こり続いていく。

焦らずに遠回り。急がば回れですね!!

色々あるけど、気の向くまま生きる事も難しい。
俺が知ってる水・空気・緑
いつもの山に打ち寄せる波に雲
半吉出稼ぎイノシシMC
猪突猛進 岩をも砕き
活き生きる証拠ここに記し
慌ただしい都市に入るナマで
LIVE ON DIRECT テクよりもハート
行動はハード 何よりも感動

→自然の力も借りて、

出稼ぎする姿は猪突猛進!!

何も持たずに生身で都市に戻る。

テクニックより感情をこめた、

ハードな行動で感動を生む。

※すごいっすわ!こんな自然からの力を

得て、都市へ戻り込めた感情でROCKする!!ぱない!
俺はオレを信じよう 昔あった事を話そう
そう誰と誰にでも 俺がオレであった時の事を君に話そう
これから何しよう もっと外に出ていろんな事をやろう
ドライブに行って食事して映画でも観ようか
夏は海で泳ごう 冬は山に行こう 温泉にも行こうよ
夜は飲んで踊ろう 色んなレコード聞いてさ いつも一緒にいよう
ずっと笑って生きろ…
テンションは戻る まるでいつかのコム・デ・ギャルソン
少年の日の様にバックして行くブルース…

→YOU THE ROCK自体も自分を信じる。

そして、様々な事をして自分の人生経験を積む。

出来れば、みんなで笑って生きる。

少年の様な日々へ戻っていくブルース。

コム・デ・ギャルソンとは、フランス語で

”少年の様に”という意味である。

 

最後に

YOU THE ROCK★は、さんぴんCAMPにも出演しており、

日本のHIPHOPの歩を進める上で、

大変大きな勢いを付けた一人である。

しかし、2005年の大麻所持での逮捕以降は、

目立った活躍が無く、不遇の時代を過ごされている。

書籍”私たちが熱狂した90年代ジャパニーズヒップホップ”

でも本人から語られているが、

世間のイメージであるB-BOYの象徴である、YOU THE ROCK★

と本人の内面のYOU THE ROCKにかなりのギャップが生じており、

精神的にも疲れていたのだろうと思う。

最近は、THA BLUE HERBのBOSS THE MCの曲にFeatされており、

他にも活動されている様子。

YOU THE ROCK★として心に定着した新しい、

YOU THE ROCK★の今後にとても楽しみです!!!

頑張ってほしいです!!

 

ご拝読ありがとうございました。

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