【映画レヴュー】ペーパームーン!!(1973年 アメリカ) 感想

どうもぉ~~~!!

さっさんです。

 

いい映画見ていますか??

パチンコばかりしていたら、

心がギスギス乾いていきますからね。

こんな感じで溶けていきますね。

んなことないか!!笑

 

たまには、映画や読書にふける事も

いいと思います(^^)/

 

そんな感じで僕からの映画鑑賞の提案は、

こんな作品です。

 

タイトルは”ペーパームーン”

監督:ピーター・ボグダノヴィッチ

主演:ライアン オニール

助演:ターテム オニール(最年少助演女優賞受賞)

※ライアンオニールとターテムオニールは

本当の親子。

この作品は、1973年にアメリカにて公開されました。

監督は、ピーター・ボグダノヴィッチ。

1968年から監督として活動しており、

2014年にマイファニーレイディーという映画を

録っている方の様です。

※僕は、この人の作品を見るのは、

ペーパームーンが初めてでした。

 

この作品の原作は、ジョー・デビッド・ブラウンの

”アディプレイ”という作品です。

映画タイトルがペーパームーンとなったのは、

監督が、”ヘビのようだ”と気に要らず、

原作者に相談するも、10万部も売れている

原作だった為、タイトル変更を受け入れてもらえず。

そこで、友人で映画監督のオーソン・ウェルズに

”ペーパームーン”にしようかなって相談すると、

絶賛され、紙の月にアディが座って写真を撮るシーンを

加える事により、ペーパームーンへ変更!!

実際に映画がヒットすると、

書籍版のタイトルもペーパームーンに変更に

なったとさ。

すごい話ですよね!!原作越え!!笑

 

実際すごく面白い作品です。

 

ストーリー(あらすじ)

1930年代のアメリカ大恐慌時代。

※禁酒法が1920年から1933年までなのでその間。

未亡人相手に聖書を売りつける詐欺師、モーゼが

亡くなった恋人の娘であるアディを

別の町に住むアディの叔母の宅まで送り届ける

旅をする内容。

 

旅の道中、モーゼは詐欺を繰り返し、

お金を稼ぐのですが、

途中からアディがしゃしゃり出て、

お客の身なりを見て聖書に高い値段を

吹っ掛けて売りさばいていく。

モーゼは不本意ながら大人顔負けの

アディの頭の回転を見込んで、

相棒として旅をします。

 

好きなシーン

何といっても、アディの頭の回転を生かした、

詐欺を働くシーン、娼婦を騙すシーン、

酒の密売人を騙すシーンが、

とても手に汗握る内容となっており、

映像としての現代映画のような派手さは

ありませんが、内容からハラハラします。

 

中でも、アディの人の痛みがわかる事が

描かれているシーンが好きです。

 

ネタバレ!!

①金は取れねぇ!!

モーゼがいつものように新聞のお悔やみ欄を

片手に未亡人宅に訪れ、聖書を売ろうとすると、

その未亡人宅には、沢山の子供がおり、

この先、夫を失った女が一人で育てて

行かねばならない状況でした。

その家庭環境を見るなりアディは、

聖書は無料です。といい無料であげるのです。

自分も母親を失い、経済的に恵まれていない中、

そのような家族からお金は取れないという、

アディの”仁義”を感じる事が出来るこのシーンが好きです。

 

②子供である事の苦悩。

アディは、9歳の役として演じております。

その子が大人へ向けた嫉妬が描かれており、

大人になって長らく忘れていた、

子供である事の不自由さを思い出す事が出来ました。

 

映画全体より

現代映画のに多く見られる刺激的なシーンが

あからさまに表現されている訳ではありません。

(直接的な暴力、SEXなどのシーン。)

それでいて、当時は大恐慌の最中という事もあり、

おそらく、ほとんどの人が貧乏だったのでしょう。

そして、詐欺師にも詐欺師なりの仁義がある事、

人々がそれぞれ、いろいろな面を持っている事、

そんな多面性がありながらも、

どのような人に対しても優しさか伝わる作品でした。

 

最初から、最後まで人の内面の可愛らしさ、

それを受け入れるみんなの優しさが

にじみ出ている作品でした。

悲しみの中にも愛があります。

 

なぜモノクロ映画なのか?

1973年のアメリカの作品の為、

カラー映画での表現は十分にできるのですが、

この映画はモノクロで取られております。

さて、それはなぜか??

 

理由①

主演のモーゼ役、ライアンオニール、

アディ役、ターテムオニールが、

恐慌時代設定に合わない、

金髪と青い目だった為、モノクロとなります。

 

理由②

監督のこだわりにて、

白黒の方が、映画としての表現力が、

まして見せる事ができる為、

モノクロとしたそうです。

 

【最後に】

とても面白い作品でした。

本当に正直ここまでと思いませんでした。

まぁ、見たきっかけは、

最近10年ほど前に放送していた、

松本人志さんと島田紳助さんの

トーク番組、松本紳助を見ていて、

松本人志さんの好きな映画が、

ペーパームーンであるとおっしゃられていたので、

おっ!!これは!!

と思い、見てみました!!

 

映画内容の時代背景と、モノクロ映画である事を

見て、1973年よりも遥かに昔の映画だと

思っていたのですが、映画を観終わって、

調べてみると公開の年代を見て、

本当にびっくりしました(゚Д゚)ノ

 

また、アメリカで過去にあった法律、

禁酒法の内容も盛り込まれており、

歴史の勉強にもなる内容となっております。

 

ちなみに、ハリーポッターファンタスティックビースト

と時代設定的には、同じような時代の様です。

 

 

 

 

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