【映画レビュー】(1983年 アメリカ)スカーフェイス!!

どうもぉ~!!こんにちは!!

さっさんです(‘◇’)ゞ

 

清水富美加さんが暴露本を出したみたいっすね。

なんか、役作りの為に居酒屋で飛んでいるハエを
捕まえて、食べたそうです。。笑
マジすか!?そこまですんの??
僕は中身を読んだわけでは無いので、

本当のところ、どのように書かれているかは

分かりませんが。。。。

 

さて、本題!!

本日は、映画スカーフェイスについて、

綴って行きたいと思います。

 

ネタバレありますので、

注意してください(‘◇’)ゞ

 

 

スカーフェイスとは

 

スカーフェイス:傷のある顔という直訳です。

実際、アルパチーノ演じる、トニーモンタナの顔には、

左目の部分に傷があります。

種類:ギャングスタ映画

脚本:オリバーストーン

監督:ブライアン・デ・パルマ

”アンタッチャブル””ミッション:インポッシブル”など

主演:アルパチーノ

”ゴッドファーザーシリーズ””オーシャンズ13”など

助演:ミシェル・ファイファー

”バッドマン・リターンズ””ラブ・フィールド”など

 

1983年のアメリカ映画。

日本では、1984年4月28日公開。

1932年のギャング映画”暗黒街の顔役”を

オリバーストーンが脚色した作品。

 

 

簡単に言うと

①トニー:アメリカに亡命

②政治犯を殺害し、アメリカでの自由を手にする。

③コカイン販売開始、フランクの従業員となる。

④トニーが邪魔になったフランクは、

トニーを殺害未遂。

⑤トニー、逆にフランク殺害。

麻薬取引全権を奪取。

⑥エルヴィラと結婚。金、女、友を手にする。

⑦脱税をきっかけに、麻薬取引で捕まりそうになる。

⑧金に執着し過ぎるあまり、嫁、友の間に確執。

⑨逮捕を免れる為、麻薬取締委員の殺害の依頼を受ける。

⑩⑨の殺害未遂。

⑪殺害未遂のミスにより、トニー殺される。

※結構長くなった。。。笑

 

あらすじ

フィデルカストロ政権下のキューバに嫌気がさした人々が、

反カストロ主義者として追放され、

ボートに乗りアメリカに難民として、

受け入れられた。

このボートピープルの中の1人に

トニー・モンタナがいた。

政治犯レベンガを殺害することで、

アメリカでの居住権を手に入れ、

そこからは、コカインの取引で、

成り上がっていく。

途中、ボスであったフランクの裏切り

が失敗に終わり、逆にフランクを殺害し、

コカイン取引の全権を手にする。

そこから、飛ぶ鳥を落とす勢いで、

コカインの販売にて金を手に入れ、

フランクの女であった、エルヴィラと結婚。

トニーモンタナは全てを手にしたかに見えたが、

その期間も長くは続かず、

徐々にエルヴィラ、弟分のマニーの気持ちが

離れていく。

そんな最中、コカインの製造を行う、

仕入れ先でもある、ソーサから麻薬取締委員会の

最高顧問の殺害を依頼される。

その時トニーは、脱税にて逮捕され、

それを皮切りに麻薬取引の足が付きそうな時期で、

刑務所送りはごめんだって事があり、

殺害の依頼を受ける。

殺害予定当日、ターゲットの車に爆弾を仕掛け、

遠隔操作で作動させようと、

追跡しタイミングを伺っていたのだが、

ターゲットの嫁、子供も車に乗車しており、

トニーは、女、子供殺害への罪悪感に耐え切れず、

ターゲット殺害は失敗に終わる。

これにより、ソーサよりトニーの基に

殺し屋を送り込まれ、トニー死亡。

 

スカーフェイス感想

・何かを手に入れるという事

トニーモンタナは、アメリカに難民として来て、

何も無いところから、コカインの販売により、

億万長者となった。

しかし、その後のリッチな待遇は金により

もたらされている事と知る。

劇中でトニーモンタナも口にしているが、

女、車、豪邸、友、薬を金で手に入れたが、

俺はこんな物の為に頑張ってきたのか?と、

物は、形あるものいつか壊れる、

人も心がある。金だけでついていくのは、

到底難しい。

人間、金よりも心で人と接する事ができるか?

人にどれほども物を与えることができるのか?

そこが一番大切だと感じました。

 

・暴力で得た物は暴力で失う

金、嫁、麻薬取引の全権、妹の安全を全て、

暴力によって守ってきた。

しかし暴力によって手に入れたものは、

最終的に、暴力によってすべてを失った。

人生において、暴力により何かを

コントロールすることは、最終的には

全てを失うという事だ。

 

・正負の法則

映画の序盤、トニーがフランクの雇われる際に、

成功のコツとして、欲を出さない事。っと言われている。

人間の欲には、限りがない。

その欲を出すと必ず破滅する。

フランク自身もトニーを消したいという欲により

行動し、最終的に殺害されてしまう。

そして、金、女、命までも失ってしまった。

トニー自身も強欲により、

自分の親友、最愛の妹までも失ってしまった。

多くの物を得れば、必ず同じだけの代償を

払わされる。すべてを命までも失うのだ。。。。

 

・トニーの母は、すべて正しい

トニーモンタナが、中盤でお金を手にし出した

タイミングで実家を訪れるシーンがあり、

その時に、5年ぶりに姿を現し大金を渡そうとする

息子に母は、”お前が真面目に働くキューバー移民の

評判を落としている。人を殺して得た金など要らない。

金を持って出ていけ。二度と帰ってくるな”

と言っている。

この母の言っている事が、本当に正しい。

人間、やはりどんな事も人に迷惑をかけず、

真面目にやらなければ、何も意味はない。

自分に対する負のエネルギーが停滞していくだけである。

本当に、怠ける事無く人生を歩まねばと感じた。

 

最後に

このスカーフェイスという映画は、

公開当初は、そこまで評価は高く無かったが、

時間の経過と共に、黒人の若者より指示を集める

様になり、ギャングライフスタイルのバイブルとなる。

そして、HIPHOPカルチャーにも影響を与え、

ギャングスターラップの基盤のような映画となっている。

実際、BIGGIEやEASY-Eなどの黒人ラッパーで

もともと薬のバイヤーをしていた過去がある為

という側面もあると思われる。

 

この映画から、必要以上の物を得る必要は無い事を

改めて考えると共に、

暴力、金などのエネルギーを使って得た物は、

最終的に自分の手元から去っていく。

まさに、イージーカムイージーゴーであるという事。

 

ECDさん(日本のラッパー)が、トニーモンタナという

曲を作り歌っている。

本人は、HIPHOPカルチャーの中に居るが、

トニーモンタナには、なれなかったという内容である。

実に、深い歌詞となっているので是非聞いていただきたい。

 

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