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どうも~~~(^^♪
トリプルさっさんです(‘ω’)ノ
本日は、ようやく見る事が出来ました、
リチャードリンクレーター監督作品、
ビフォアシリーズ3部作について綴って行きたいと思います!!
本作品は、20代の男女2人が出会い、
18年という時を経てどのような事を経験したのかを
楽しめる作品。
公開の時間経過と作品内の時間経過が合わせてあり、
主人公達と同世代でリアルタイムで見た人は、
ガッツリ入り込める内容の映画だったのでは?
と思います( *´艸`)
とても面白い作品(^^♪
1990年代にインディペンデント映画界から頭角を現した。
1995年の『恋人までの距離』で、
ベルリン国際映画祭の監督賞を受賞。
ハリウッド作品とインディペンデント作品両方を手掛ける。
2003年”スクールオブロック”
1985年に映画『エクスプロラーズ』でデビュー。
その後、学業専念の為、一時中段。
1889年より俳優業を再開。キャリアを重ねる。
1998年”ガタカ”で共演したユマサーマンと結婚。
2004年自身の浮気が原因で離婚。
1969年フランスのパリに生まれる。
両親は共に俳優で5歳から舞台に立つ。
1990年にアメリカに住み、ニューヨーク大学で、
映画の作り方を学ぶ。
2004年よりビフォアシリーズ始まる。
セリーヌが乗っていた電車の隣の席にて、
中年夫婦が口喧嘩を始める。
徐々に中年夫婦のボルテージが上がって行き、
読書に集中できないセリーヌは、席を変わる。
席を変わったセリーヌは、
ジェシーの隣の席に座る。
ジェシーは、セリーヌに一目ぼれし、話しかける。
ジェシーが食堂車に誘い、食堂車で話を続けると
二人は意気投合。
二人はウィーンで途中下車し、一晩を過ごす事から、
恋の物語が始まる。
本編中に絵的には、ほぼほぼ二人の会話風景のみ。
電車内、食堂車、ウィーンの町、川沿い、公園。
どこででも、二人の考えを伝えあう会話を
延々と見せている。
しかしながら、その会話内容から二人の生い立ち、
気持の移り変わり、男女の違いなど、
色々な内容が見えてくる。
そして、視聴者の心も持っていかれるから、
不思議である。
とにかく、2時間喋りっぱなし、
しかも、作者の考えられた会話内容なので、
名言がとにかく多い!!
■ジェシー
時には、良き父や良き夫になる事を夢見たりする。
しかしある時は、それが全人生を台無しにするような
バカげた事に思えてしまうんだ。
もし自分自身に全く正直になってしまうと、
ただ素晴らしい愛情に満ちた関係を築くより、
本当に何かに優れていたり、秀でている事を自覚して死にたい。
→なんか、この感じめっちゃわかりますわぁ。
よく、あの人は仕事と結婚した人だとか言うけど、
ホントその要素やと思います。人生の重心をどこに置くのか??
■セリーヌ
もしこの世に奇蹟があるとするなら、
誰かを理解し、何かを分かち合う試みにあるに違いないわ。
成功する事はほとんど不可能だとは
分かっているけど、それがどうだっていうの?
答えは試してみる事にあるの。
→本当にそうだと思います。
人と人とが分かり合う為の試みだけではなく、
人生何事に置いても、試みる事に価値がある。
分かったような顔をして何も試みないのは、
死んでいるのと同じだ。
■ジェシー
人には生まれつきの性格がある
宝くじ当選者と半身不随になった人の比較研究で
普通前者は天国で後者は地獄だと思うだろ?
でも研究の結果6ヵ月後新しい状況に慣れてくると
両者とも同じになる元来陽気な人は車椅子でも
陽気ケチなやつはリッチになってもケチってわけ
→本当にそうだ。けども、
どんな状況にでも、自分がご機嫌でいる為の挑戦はできる。
元来の性格を持ちながら、
自分自身を受け入れ、素のまま
気ままに生きる挑戦をする事は誰にでもできる。
■老婦人
毎朝のように彼を想い出し、時には彼が見えることがあったのよ。
日の光が弱い朝なんかにね。彼は現れては消えていく、
まるで日の出や日の入りのようにね。私達の人生もそう。
この世に姿を現し、そして消えていく……。
いくら最愛の人に想われていても、過ぎ去っていくものなのよ。
→なんか、この言葉ってめちゃくちゃ深い。
結局人間は、生まれてから死ぬまで一人なのだ。
しかしながら、一人ではありますが、
この人生の中で、様々な人に出会い、
出会いの中で、互いに思いやる経験によって、
自分は一人ではないという事を実感する事ができる。
しかしながら、時は流れ会えなくなる。
自分を中心として考えれば、
皆自分の前を過ぎ去っていく。
ちょっと悲しいけれども、人生の本質だ。
本作品中で、男女の意見というか、
価値観の違いをお互いの会話の仲で多く描いている。
例えば、サンライズでカフェに居る時に、
老婆が2人を占って言葉を残していく。
セリーヌは、その言葉を受け取り、
自身の中に考えを巡らせるが、
ジェシーは、誰にでも当てはまりそうないい事を
言っているんだよ。なんて、
少し俯瞰で見て皮肉っている。
そして、川辺の詩人にオリジナルの詩を
作ってもらった時、
セリーヌは、あら素敵。となるが、
ジェシーは、みんなに同じ詩を言っているんだと、
俯瞰で見て皮肉る。
ここのやり取りに男女感を感じた。
そして、なんといっても、ミッドナイトの
二人の喧嘩。
男の不安感、女の感情むき出し感に、
めちゃめちゃ男女を感じた。
サンライズの最後に半年後にウィーンの駅で
待ち合わせを約束して別れるのだが、
9年後のサンセットにて、
お互いが半年後駅へ行ったのかを確認するが、
まず、セリーヌは祖母が亡くなり
行けなかった事を告白。
それを受けジェシーが、優しさから
自分も行けなかったと言う。
しかし、セリーヌが、
は!?なんで??どんな理由で???
と問いただすと、
何も言えないジェシーの態度に、
行っていない事が嘘であると気が付く。
このジェシーのウソの優しさに、
ほっこりしてしまった。
まぁ、下心ってのもありますが、、、笑
サンライズの冒頭にて、電車で目撃した夫婦喧嘩を、
ミッドナイトにて、二人が繰り広げる。笑
これがとても面白かった。
サンライズにて、セリーヌが夫婦が
長い間共に過ごせる理由を
男は高い声が聴こえなくなり、
女は低い声が聴こえなくなるとしていた。
果たして、二人の場合はどうだったのか??笑
そこが少し気にありました。
ビフォアサンライズ(1995年)
↓9年
ビフォアサンセット(2004年)
↓9年
ビフォアミッドナイト(2013年)
それぞれの作品の間が公開順に9年づつ開いており、
本編の内容についても9年づつ開いている。
この空白の9年間の出来事が、
登場人物同士がする会話の中で補完される。
この3本の映画がすべて一つの物語で、
映像となっていない部分を会話内容に盛り込む事で、
見ている人が想像し物語を見ることができる。
この辺のやり取りが凄く神がかっていると感じる。
この会話ひとつひとつをセリフとして考える事、
セリフを表現する事、
どれもが凄く良くできている。
ビフォアミッドナイトにて、
ジェシーが前妻との間の子供への親としての役目に
ついてかなりナーバスになっており、
余裕がなく、セリーヌと喧嘩をしてしまう。
この先の家族の未来を現実的に考えるが故の
喧嘩なのだが、セリーヌがとても怖い。。。笑
この作品を見ると夫婦間を円満にやって行くために、
お互いの心の余裕の大切さ、
冷静さの大切さを究極に感じる事が出来た。
もし、自分が結婚した状態で、
心に余裕が無くなった時、
果たして、ジェシーのような態度が取れるだろうか、
とても難しいと思う。
いつ壊れるかわからない物を維持する。
結婚が怖い。笑
※饅頭怖い的な要素もありますが、笑
本作品を見て、一番面白かったのは、
ビフォアサンライズでした。
次が、ビフォアミッドナイト。
最後が、ビフォアサンセット。
どの作品も映画の展開がすべて会話の中に
込められており、
劇的な映像の変化はありませんが、
ゆっくりと流れる時間の中で、
主人公2人の心の移り変わりが激しく
表現されていて、
時間を忘れさせてくれる作品でした(^^)/
リチャードリンクレーターは、ヤバい!!!
結婚怖い!!笑
ご拝読ありがとうございました。
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