【映画レヴュー】ウエストサイド物語(1961年アメリカ) あらすじ 感想

どうも~!!

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先週ウエストサイド物語を観ました!!
これは、僕としてはとてもいろいろな文化に繋がって、
とても面白かったです!!

その繋がった物達を語って行きたいと思います。

ウエストサイド物語とは

監督:ロバート・ワイズ

映画へは、音響効果担当としてスタート。

1941年”市民ケーン”にてアカデミー編集賞にノミネート。

1944年”キャットピープルの呪い”にて監督デビュー。

1961年”ウエストサイド物語”1965年”サウンド・オブ・ミュージック”

の2作品でアカデミー監督賞受賞。

監督:ジェローム・ロビンス

フレッドアステアに憧れダンサーを志し、

1944年より振付師として活躍。

ブロードウエイにて”ウエストサイド物語”を

手掛け、ヒットに導いており、

映画化の際には、ロバートワイズと共に

監督を務めた。

 

出演

ナタリー・ウッド(マリア)

1943年5歳から映画に出演するようになる。

1947年”三十四丁目の奇蹟”にて人気スターとなる。

1955年”理由なき反抗”に出演。

 

リチャード・ベイマー(トニー)

10歳で児童劇団に入る為、両親ともに、

ハリウッドへ移住。子役として映画、テレビに出演。

1961年に”ウエストサイド物語”にて主演。

その後目立った活躍は無い。

 

ジョージ・チャキリス(ベルナルド)

ダンサーとして、ミュージカル映画などで、

小さな役を演じる中、

ロンドンで舞台版”ウエストサイド物語”に出演。

その後、1961年映画版”ウエストサイド物語”の

プエルトリコ系不良グループのリーダーを演じる。

親日家でもあり、数回の来日にて、

日本のドラマにも出演している。

 

リタ・モレノ(アニタ)

5歳で母親と共にニューヨークへ移住。

13歳の時にブロードウエイの舞台に初出演。

ハリウッドのスカウトに注目される。

”ウエストサイド物語”にて助演女優賞を受賞。

あらすじ

ポーランド系アメリカ人非行グループ”ジェット団”と

プエリトルコ系アメリカ人非行グループ”シャーク団”

との地元の唯一の広場の占有権をめぐり、

ジェット団のリーダー”リフ”がシャーク団に決闘を

申し込む事を決め、元リーダーの”トニー”を連れて、

両団中立地帯でのダンスパーティーに出席。

トニーは、そこでシャーク団ベルナルドの妹である

マリアと出会い、二人は恋に落ちる。

そんな中、両団の抗争は激化。

決闘当日に、マリアに決闘を止めるよう頼まれたトニーは、

決闘に参加するが、大変な事が起き、

物語は絶望の方向へ落ちていく。

 

5つの感想

①不良グループの抗争からHIPHOPへ

1950年代~1980年代にかけては、アメリカでは、

本作のような不良少年グループどうしの構想が

絶えなかった様です。

暴力により、命を落とす少年達が多くいたのだと思います。

そこで、1980年初頭にニューヨークサウスブロンクスの

ブロックパーティーにより生まれたHIPHOPが、

RAP,DJ,DANCE,グラフィティを使って、勝負することにより、

抗争が無くなり、命を落とす少年が減っていく。

この流れの一番荒れている部分を本作から見ることができ、

とてもいい経験となりました。

 

②池袋ウエストゲートパークへの系譜

本作中のシャーク団、ジェット団の両団体による、抗争。

この作品の構図は、私がめちゃくちゃ影響を受けた、

2000年に日本でテレビドラマとして放映された、

”池袋ウエストゲートパーク”に受け継がれている事が分かり、

この作品が無ければ、池袋ウエストゲートパークも無いのか

と思うと、感慨深い気持ちとなりました。

そして、日本でも1980年代後半からHIPHOPという文化が

徐々に浸透していき、一度1996年さんぴんキャンプにて、

大爆発、その後2000年代の低迷期を経て、2017年現在、

MCフリースタイルバトルによる、ラップブームへ

繋がっているのは、日本でも構想の平和的解決を望んでいる

結果なのでは?と思います。

日本は、平和に向かっている。

 

③”恋”は”愛”じゃない

こういった、ラブストーリー的作品にて常に描かれている、

”恋”の延長が”愛”であると描き切っている問題。

恋と愛は全くの別物で、愛は決して恋の進化形では無い。

このような方程式がかなり昔から、

映画、音楽、ドラマ、等様々なコンテンツで、

発進されている為、現代に生きる人間は、

その矛盾に苦しんでいるのだと思います。

愛は、困っている人の為に行動を起こす行為であって、

恋とは全く似て非なる物であるはずです。

 

④暴力からは、失う事はあれど何も生まない

本作品にて、決闘の場面で、

主人公のトニーは止めに入ったにも関わらず、

弟分が刺された事により怒りに任せて、

マリアの兄を刺し殺してしまう。

その後、結局トニーもシャーク団に射殺される。

暴力により得た物には、常に憎悪がついて回り、

いずれ、その憎悪により破滅してしまう。

スカーフェイスのトニーモンタナ状態ですね。

憎悪(ダークサイド)に落ちてはいけませんね。

 

⑤ダンスシーンのかっこよさ

ダンスシーンにて、街全体を使用しているところに

かっこよさを見ることができました。

街全体と言っても、広範囲にという意味ではなく、

その場に映っている物を最大限に使って、

ダンスに取り入れている。

凄いなと思ったのは、配管パイプの上に座り、

そこに足を掛けてくるっと一回転する事を取り入れているところ、

こんな物も使うのか!!ととてもかっこよく取れている!!

と感じました。

 

 

最後に

本作、今から50年以上も前の作品にも関わらず、

現代の日本にもつながる内容が多く描かれていて、

とてもいい作品と感じました。

いつの時代にも人間は同じような事の繰り返しである

と感じました。

憎悪に染められて後に待つものは破滅しか無い。

この部分は深く教訓となりました。

 

でも、人間なのでイライラする事はありますがね。

 

ご拝読ありがとうございました。

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